失敗の考え方

前回のブログで書きましたが、医療大学の学生さんに講義をさせてもらいました。講義では、学生さんにどうしても伝えたかったことがあったのに、ゆっくり話していたら時間がなくなってしまい、最後に早口で言い切る感じになってしまいました…。

というのも、講義前に私のパソコンが立ち上がらなくなり、あたふたした結果、大学の先生のパソコンをお借りすることになって、その準備に時間をとられてしまったのです。

こういうアクシデントが起こると、慌ててしまいます。

昨日、パソコンを更新したのが悪かったんだな、大事な講義の前日に余計な事をした私が悪かったんだと自責の気持ちになりました。

でも、フリーランスになって学んだことは、「失敗は単なる失敗ではなく、『この方法はよくないことがわかった』という収穫だ」ということ。言葉にするとありきたりなのですが、このマインドセットが私の気持ちを軽くしてくれます。

今度パソコンの更新案内がきたときは、大事な予定の前にはしないことにする。これが今回の収穫です。

そう思うと、会社というところは、どうしてそんなにミスを追求するのでしょうか。ミスを完璧に防ぐことを求められたり、ミスをしたときに自責で考えるように教育されたり。

ミスに引きずられて仕事のパフォーマンスが落ちることの方が、問題なように私は思います。

このことを学生さんに伝えたくて。失敗は失敗ではない、というマインドを持ってほしいと思うのですが、大慌てになってしまったのが悔やまれます。

この記事を書いた人

この記事を書いた人
辻本智美(公認心理師・作業療法士・精神保健福祉士)
精神科で20年以上勤務し、うつ病や適応障害などメンタル不調を抱える方の復職支援に携わってきました。
現在は、オンラインでのリワークプログラムやストレスケア講座を通じて、
「働く人が自分らしく回復し、安心して仕事に戻れる社会」を目指しています。

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