奈良県商工会連合会・奈良県地域産業振興センターの専門家として、登録いただきました

こんにちは。奈良からオンラインでリワーク支援をおこなっている、こころと仕事の相談室の辻本智美です。

このたび、奈良県商工会連合会と奈良県地域産業振興センターの専門家として登録いただくことになりました。これまで地域の企業の方や働く方を個別にサポートしてきましたが、今回の登録を機に、より幅広い形でお役に立てる機会をいただけたことを、素直にうれしく思っています。

少し自己紹介をさせてください。

私はもともと精神科病院に23年間勤務し、作業療法士・公認心理師・精神保健福祉士として、うつ病や適応障害、発達障害のある方の支援に長く携わってきました。特にここ10年ほどは、復職支援や職場定着、働く人のストレスケアなど、メンタルヘルスと仕事の両面に関わる支援を積み重ねてきました。現在は独立し、奈良を中心に、中小企業へのメンタルヘルス支援やストレスチェック、休職中の方のリワーク支援、障害者雇用のサポートなどをおこなっています。

最近、企業からご相談いただく内容が少しずつ変わってきているように感じています。以前は、従業員がすでに休職してから相談につながるケースが多かったのですが、最近は「限界になる前に何かできることはないか」と先手を打って動こうとしている経営者の方や人事担当者の方が増えています。中小企業では、一人の休職や離職が現場全体に与える影響が大きくなりがちです。だからこそ、対応の難しさを感じながらも、何とかしたいと考えてくださっている方が多いのだと思います。

一方で、休職中の方からは、会社に迷惑をかけている気がする、復職したいけれど不安が大きい、人事や上司には本音を話しにくい、といった声をよく聞きます。社内では言い出しにくいことでも、外部の専門家には話せる、ということもあるかと思います。

私が支援においてとくに意識しているのは、気持ちに寄り添うだけで終わらせないということです。作業療法士の視点から、どうすれば無理なく働き続けられるか、どんなステップを踏めば復職しやすいか、という具体的な「働き方」の部分まで一緒に考えること。睡眠の質や疲労感、生活リズム、集中力の回復具合など、心だけでなく身体の状態もあわせて見立てながら支援しています。また、公認心理師として不安や自己否定感、人間関係の悩みを整理する時間をつくり、精神保健福祉士として必要に応じて医療機関や福祉サービス、行政機関との橋渡しも担っています。

最近は奈良県内だけでなく、大阪や京都など近隣地域からご相談いただくことも増えてきました。今回の登録をきっかけに、地域の企業と働く方のあいだに立って、もう少し手前の段階からお力になれる機会が増えていくといいなと思っています。

企業のメンタルヘルス対応にお困りのことや、休職中の社員さんへの対応でご相談したいことがあれば、どうぞお気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人

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辻本智美(公認心理師・作業療法士・精神保健福祉士)
精神科で20年以上勤務し、うつ病や適応障害などメンタル不調を抱える方の復職支援に携わってきました。
現在は、オンラインでのリワークプログラムやストレスケア講座を通じて、
「働く人が自分らしく回復し、安心して仕事に戻れる社会」を目指しています。

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